フランス赴任中の話です。
ヨーロッパでは魚が高い。
高いだけじゃなくて鮮度が悪い。
港町でも安心して生魚を買うのはそもそも無理です。
というのも、刺身を想定した処理がされてないからです。
でも日本人としてはやはり刺身も食べたいし美味しい寿司も食べたい。
この魚はなんとか生で食べられるだろうか?
そんなことを考えながら過ごしていました。
ところが、この悩みを解決する方法があったんです!
現在欧州在住の方、これから欧州に住む方に、魚を安心して刺身で食べる方法をお伝えします。
- 方法その1 ホタテ、牡蠣、イクラ、マグロを食べる
- 方法その2 刺身用サーモンを食べる
- 方法その3 通販サービス 北海水産を利用する
- 方法その4 冷凍すれば大体行けちゃう
- 方法その5 自分で釣って食べる
方法その1 ホタテ、牡蠣、イクラ、マグロ、イカ、タコを食べる
フランスで調達しやすい刺身や寿司で食べられる魚介類というと、こちらになります。
- ホタテ
ホタテはやはり生で食べることができます。
フランス北側でよく採れるため、レストランでもよく見かけます。
そしてホタテはやはりおいしい。
ホタテで外れというのはほとんどありません。 - いくら
こちらも外れのないイクラ。
ほとんどが輸入もので瓶詰めされているため、日本と同じように食べることができます。
ただ、結構高い。
おいしいけど価格的に頻繁には食べられないな、という部類になります。 - 牡蠣
生ガキは寿司で食べることはほとんどないでしょうが、生で食べられるということで紹介しておきます。
フランスではむしろ蒸しガキや焼きガキがありません。
牡蠣は生!というイメージです。
ワインイベントでもよく見かけます。
おいしいんですが、刺身とはやはりちょっと違いますね。 - マグロ
マグロは寄生虫の心配がないから生で食べられる!と思っていましたが、いないわけではありません。
日本は処理をきちんとしているから気にしなくていいというレベルなだけでした。
マグロにアニサキスなど寄生虫はいる?いない?筋との見分け方は? | ちそう (chisou-media.jp)
そのため、安全のためには冷凍してから食べるのがおすすめです。 - イカ、タコ
こちらも市場でよく見ます。
日本と同じように食べることができるのですが、以下の場合はやはり寄生虫が気になります。
ですが、やはり以下の刺身はおいしい! 冷凍してから食べれば安心のため、挑戦してみてください。
方法その2 刺身用サーモンを食べる
刺身用サーモンだけなぜ別枠なのかというと、刺身用サーモンとしてうっているものが1つしかないからです。
加熱用で売っているものを冷凍してから食べるということもできますが、なんだか心配、という方にはこれしかありません。
でもなかなか売ってないんですよね。
そして賞味期限も1週間以内と短いです。
ちょっと高いですが見つけたらぜひお試しください。
https://www.salma.no/produkter/salma-190
方法その3 通販サービス 北海水産を利用する
欧州住まいならご存知の方も多いのではないでしょうか?
北海水産はオランダに拠点を持つ、魚介類の通販サービスです。
日本人が始めたということもあって、刺身以外にも焼き魚やもずくなど普段あまり目にしないものが豊富にあります。
ブリにしめ鯖は絶品でした。
注意点は注文の最低価格が75ユーロとちょっと高いこと。
ただ、品質は確かなので、友人どうしで協力して頼むことでこのおいしいお刺身を味わってほしいです。
https://www.hokkai.com/ja/?switch_language=ja
方法その4 冷凍すれば大体行けちゃう
欧州で食べられる魚は日本と類似したものがかなりあります。
鯖、イワシ、タイ…冷凍してしまえば生で食べられる、かもしれません。
お腹が弱い人はやめておいた方がいいと思うのですが、結構挑戦している人がいます。
私はお腹弱い(胃腸炎で入院したことがある)ので、生肉、生魚についてはかなり気を付けているため見送っていますが、妻はおいしく食べています。
うらやましい。
方法その4 自分で釣って食べる
あまり聞きませんが、海で釣った魚を自分でさばいて食べれば鮮度も問題ありません。
国や地域によってただの海釣りでも漁業権が必要だったり、禁止されている期間があったりするので、現地の知り合いに聞いてみるのがおすすめです。
釣りはどこの国でも人気があるので、近くにきっと釣りをしている人がいるはずです。
まとめ
- 方法その1 ホタテ、牡蠣、イクラ、マグロを食べる
割と安心して食べられるものを食べましょう - 方法その2 刺身用サーモンを食べる
SALMAを見つけたらぜひ挑戦を。 - 方法その3 通販サービス 北海水産を利用する
最低注文額に注意しつつ、日本品質を味わいましょう - 方法その4 冷凍すれば大体行けちゃう
足の速い魚だけ気を付けましょう - 方法その5 自分で釣って食べる
鮮度もばっちりですが漁業権に注意
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