海外赴任でいくら貯める?それとも使う?月収と出費からの分析

海外赴任生活

日本から海外に赴任する場合、現地の生活費の問題が大きな課題となります。異なる通貨、価値観、生活環境に適応する必要があり、その中で生計を立てていくことが求められます。そこで、今回は実際に海外赴任中、月収と出費についてご紹介します。現地での給与水準や生活費について、具体的な数字を交えて書いていきます。

海外赴任中の生活費

海外赴任中、現地での生活費情報は全然手に入りません。

というのも、お金の話はやはりみんな教えてくれないからです。

ということで、今回は私の月収について詳しくお話します。

現在の私の月収は3900ユーロで、手取りとして受け取っています。

この給与は、日本での額面年収が750万円であった場合に、物価連動性をとって計算されたものです。つまり、現地の物価水準に応じて給与が調整され、安定的な生活を送ることができるように考慮してくれています。

私は、技術職として働いており、給与水準は比較的高め(ですよね?)

月収の内訳を細かく見ていくと、電気代200ユーロ、ガソリン代200ユーロ、臨時出費300ユーロ、食費1000ユーロ、日用品100ユーロ、学費400ユーロ、教育費700ユーロ(家庭教師)となっています。

家賃は借り上げ社宅なので会社が支払い、その他の出費は交際費や子供の誕生日会、車のタイヤ交換など臨時のものです。

残りの1000ユーロは、旅行のための積立金として毎月貯蓄しています。
フランスは物価が高いので、これでも旅行に行くには十分な貯金にはなりませんが、そこそこ楽しむことができています。

表にまとめるとこんな感じです。

出費の種類金額(ユーロ)
電気代200
ガソリン代200
臨時出費300
食費1000
日用品100
学費400
教育費(家庭教師)700

給与は日本でのものと比較して大きく異なりますが、物価連動性によって生活費の変動を防ぐことができます。

子供3人にしては学費が安いでしょうか? フランスでは公立校は学費無料なのですが、結局昼食費が高いので結構な出費になってます。

予備費が必要なのは海外赴任も同じ

海外赴任中には、予期せぬ事故が発生することがあります。私自身も、いくつかの出来事に直面しました。

その中でも、最も大きなものは、車のタイヤがパンクして交換する必要が生じたことでした。タイヤ交換には300ユーロかかりました。

また、子供の誕生日が近づいているときには、誕生日プレゼントを購入する必要がありました。このときの出費は30ユーロでした。加えて、誕生日会に呼ばれて出席すると同じくらいの出費があります。友人が増えるのはいいことですが、なかなか厳しいですね。

さらに、海外赴任は人の入れ替わりが激しいため、歓送迎会もかなりあります。

このような予期せぬ出費が発生することは避けられませんが、事前にある程度の費用を予算化しておくことが大切です。私は、旅行のための積立金に加えて、臨時出費のためにも余裕を持った予算を設けているため、これらに対応することができました。

海外赴任中には、言葉や文化の違いによって、日常生活においてトラブルが生じることもあります。しかし、予算を設定し、余裕を持って生活することで、万が一の場合にも対応できるようになります。

さいごに

あんまり夢のない生活費内訳だったでしょうか?
家庭によっては食費を300ユーロ程度に抑えることもできるかもしれません。
ただ、食は生活の基本です。
現地にいるときにしか食べれないものも多いと思うので、優先順位を決めて海外生活を楽しんでください。

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