フランスと言えばフランスパン。
旅行でフランスに行く人はせっかくだから、住んでいる人は普段の食事に食べる機会があります。
フランス人は毎日バゲットを買いにお気に入りの店に行くほど正確になじみのあるのがパン屋さん。
ブーランジュリーと言って、バゲットタイプのパンとサンドイッチ、クロワッサンやパンオショコラが並びます。
フランスのパン屋は本当にどこもおいしいです。
違いといえば硬さや大きさ、表面にまぶしてある粉の種類や量といったところ。
えいやでパン屋を選んでしまっても問題ないのがいいところでもあるのですが、旅行中に食べるパンは少しでも特別なものにしたいですよね。
そんな人におすすめなのがフランスパン、つまりバゲットのコンテスト優勝店に訪れてみることです。
今回はそんなパン屋の調べ方をお知らせします。
そもそもバゲットコンテストって何?
フランスでは毎年、バゲットの品質を競うバゲットコンテストが開催されています。このコンテストは、バゲットを作るための技術と職人芸を評価することを目的としています。
コンテストには、フランス全国から職人が集まり、彼らが作ったバゲットが審査されます。審査基準には、バゲットの形、色、歯切れ、風味、などが含まれます。審査員は、この基準に従ってバゲットを評価し、優勝者を選びます。
優勝者には、一年間、フランスで最高のバゲット職人であることを認める「最高のバゲット職人」の称号が与えられます。また、優勝者のバゲットは、パリのエリゼ宮殿で、フランス大統領に献上されるという名誉があります。
バゲットコンテストは、フランスの食文化にとって非常に重要なイベントの一つであり、多くの人々に愛されています。また、このコンテストを通じて、バゲット職人たちの技術や職人芸が認められ、伝統的なパン作りの重要性が再確認されることにもつながっています。
最新のコンテスト優勝者は?
2022年の優勝者は15区にあるパン屋 Frédéric Comyn の Damien Dedun さんです。
この年は何と、135本のバゲットがコンクールに持ち込まれたそうです。
彼のバゲットは、審査員から「香りが良くて、外側はカリカリで中はふんわりしている」と評価されました。彼はコンクールに参加するのは初めてだったそうです。
お店はこちらにあります。
エッフェル塔からも割と近いですね。
コメントを見てみると、意外にも☆1が多い!
ただ、現地に住んでいた感想なのですが、バゲットは奥が深い代わりに好みによって評価が結構分かれます。
なので、これが1位か!さすが!と思う人もいれば、
え、これで1位?日本のパン屋のが好きかな?
という人もいるでしょう。
なので、どうせ現地で食べるなら1位の店に寄ってみる、くらいがいいと思います。
ほかにもいろいろあるパンコンクール
パリのクロワッサンコンクール
最高のバタークロワッサンは、パリ10区にあるこのパン屋で見つけることができます!- パリの秘密 (parissecret.com)
パリ ガレット・デ・ロワコンクール
その他にも地域ごとにあったり、ベノアズリーという広いくくりであったり、もうとにかくたくさんあります。
パリ以外に足を延ばすことがあれば、その地域で優勝したお店を探してみるのも楽しいですよ。
パン屋の調べ方
お好きなパンの名前+meilleur で、地元民おすすめのお店が出てきます。
例えば、
Paris croassant meilleurで検索すると
The most delicious croissants in Paris in 2022 | Vogue France
英語タイトルですが、2022年のパリで最高においしいクロワッサンという記事が出てきます。
例えばプリンのようなFranだったり、Macaronも同じ調べ方で出てくるので、
現地の記事で評判がいいお店に行ってみたい人はぜひ調べてみてください
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