フランスと言えばめちゃくちゃ休みが多いという印象があるでしょう。
それは間違っておらず、有休休暇がトータル8週間取れます。
夏休みは大体5週間、スキー休暇で1週間、四月のイースターで1週間、秋休みに1週間といった感じです。
そんなバカンスですが、みんな結構節約しています。
今回はそんなバカンスと移動距離のお話です。
フランス節約旅行といえば車移動
フランスで端から端まで移動すると、だいたい北海道から鹿児島まで車で移動するようなイメージです。
そして、スキー休暇と言えばスペイン国境沿いのピレネー、スイス近くのアルプスあたりが候補で、平野部はほとんど雪が降りません。
夏の旅行先は千差万別ですが、やはり海沿いが人気です。EU内であればパスポートが不要なため、スペインやイタリアまで足を延ばすフランス人も多いです。
ではそんなバカンスの移動方法と言えば、「車」です。
もちろん飛行機を使い人も多いのですが、やはり子連れは車移動です。
そしてそんな車での移動ですが、以下のような流れになってます。
金曜日:仕事終わりに家に帰り、家族をピックアップして移動開始
土曜日:朝には目的地についてドライバーはぐったり
これすごくないですか? 途中に休憩をはさむとは言ってましたが、夜通し走っています。
人に寄りますが800~1000㎞は一日で走ってます。
朝一で出て、夜に目的地に着く場合もこんなイメージです。
なので、バカンスでどこに行ったのか、どれくらいかけて行ったのか聞くと、めちゃくちゃ驚きます。
参考 私の走行実績
私が1日で走った距離も、なんと1000㎞です。スペインからフランスまで1日で帰ってきました。
ちなみにかかった時間は14時間。
途中に休憩をはさみながらとはいえ、なかなかハードな体験でした。
フランス赴任すると、車で片道4時間は日帰り圏内になってきます。
例えばニースにいたらちょっとそこまで、とイタリアのミラノまで行けちゃいますね。
車旅行の注意点
Googleマップでだいたいの旅行日程を立てると思いますが、車旅行の時にひとつだけ気を付けてほしいポイントがあります。
それは渋滞です。
バカンス中はみんな一斉に旅行に行きます。
そのため、バカンス初日と最終日は長い渋滞が発生しやすいです。
渋滞にはまると、予定通り宿にたどり着けなかったり、迂回しないといけなかったりいろいろ予定が狂います。
余裕を見て、1日に3時間程度の運転でたどり着けるあたりに目的地を設定しておくといいでしょう。
ただ、遠くまで旅行に行こうとすると移動はできるだけ早く終わらせたいという気持ちになってしまうんですよね。
そんなときは渋滞にはまったら潔くあきらめるくらいの心持が必要です。
どうぞ楽しいバカンスをお過ごしください。
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