年金改革のデモが収まる兆しを見せないフランス
前に合った大規模デモである黄色いベスト運動のWikiを見てみたら31回もの大規模抗議活動があったんですね
年金改革のデモは3月28日で10回目
だいたい1週間に1回なので、あと5か月くらい続く可能性があるかも…
そんなフランスですが新型コロナウイルスの入国規制は一切なくなったため、観光業は盛り上がっています。
今年の夏にフランス旅行だ!と考えている人もいるかもしれないので、旅行における注意点を書いていきます。
観光施設ですら閉鎖されることがある
直近では3月27日にルーブル美術館が閉鎖しました。これは、28日に大規模デモをやる予定に対して、美術館が定休日だったためです。
なんとしても迷惑をかけて抗議活動を成功させてやるという強い意志を感じます。
このように、どんな観光施設でもデモとストの影響を受けることがあります。
日本からの旅行だと予定をぎっしり入れている人も多いでしょう。
もし旅行のタイミングでデモがあった場合、行きたい観光地に行けなくなることがあります。
仕方ありません。だってこれがフランスなんですから。
非常に残念ですが、計画が変更になってもいいように準備しておきましょう。
TGVは動くが日に一本が最低ライン
フランス版新幹線のTGVという列車があります。
パリからだと、モンサンミッシェルやシャンパーニュ地方のランスあたりに行くのに使うかもしれません。
このTGVも、ストで止まります。
ということは、予定通りに旅行できなくなってしまいます。
どうしても行きたい!という人はタクシーくらいしか手段がありません。
なんと、飛行機の国内線も削減されるのです。
一泊や二泊するつもりであればいいですが、日帰りは確実にできないでしょう。一泊の場合も、滞在時間がかなり制限されることになります。
デモに巻き込まれると単純に危険
デモは穏やかではありません
この機に破壊行為をしてやろうという人がまぎれてしまうことがあり、警官ともめたり、火炎瓶で車が燃やされたり、いろいろと過激な事態になることがあります。
幸いにもデモの情報は大使館から手に入るので、まめにチェックして遭遇を避けましょう。
あまりに大暴れしていると催涙弾が使われることもあるため、興味本位で近づくのは本当に辞めておきましょう。
さいごに
フランスは観光地として素晴らしい国です。
ですが、デモとストはどうしてもフランスから切り離せません。
盛り上がっている時期の旅行は予定通りに行かないこともあるでしょう。
ですが、安全を意識した旅行計画にして無理しないことをお勧めします。
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