こんにちは！ 海外赴任経験者のふーさんです！
私は株式投資や投資信託、債券に外貨、NFTコインに不動産（持ち家）といろいろな資産を持っていました。
海外赴任を命じられた時、この資産ってどうすればいいの？ とものすごく困りました。
会社によると思いますが、私の勤め先はまったくサポートしてくれず、海外赴任中も自分で確定申告したほどです。
このページでは、こんなことを解説します。
・海外赴任前に株式などを証券口座に預けてるけどどうすればいいの？
・海外赴任前に持ち家を買っちゃったけどどうすればいいの？
・海外赴任中に投資したいんだけどどうすればいいの？
海外赴任前に株式などを証券口座に預けてるけどどうすればいいの？
結論です！ 証券会社に連絡すれば口座維持が可能です！
そのため、証券会社に連絡して、非居住者登録をしておきましょう！
非居住者登録をしておくことで、基本的には最長5年、口座を維持することができます。
実際に私もSBI証券の口座を維持してもらっています。
手続きに関しては電話でやり取りを行い、かなり細かいところまで教えていただきました。
その時々で税制が変わっている可能性があるので、ご自分の証券会社に問い合わせましょう。
もし、海外赴任前に日本で投資しておきたいという人は、口座維持できるかを調べたうえで口座開設しておきましょう。
SBI証券は私の実体験もあるためおすすめです。
なお、口座維持についてですが、NISA口座でも同様です。
ただ、途中で満期（2023年末までのNISAの場合、5年）になってしまうと、一般口座に払い出されます。もちろん、利益には課税されません。ということは海外赴任前に投資しておくメリットは大きいですね。時間を味方につけられます。
ちなみに、2024年からの新NISAについては海外赴任に関してまだ情報が出ていません。もう少し待ちましょう。
2023年末までNISA口座の場合、例えば、120万円分の株式をNISA口座で買っていて、5年後に200万円になっていた場合。
取得価格200万円の株式として、一般口座へ払い出されます。
特定口座に移すためには、帰国時に売却して買いなおす、という手間がかかります。
それでも、NISA口座から売却してしまうよりはいいのではないでしょうか。
実際に私もSBI証券の口座を維持してもらっています。
注意点としては新規購入・売却ができないということです。
そのため、もし今から購入されるのであれば、長期保有を前提とした金融商品へ切り替えておきましょう。
海外赴任前に持ち家を買っちゃったけどどうすればいいの？
海外赴任前に持ち家を購入していた場合、以下の3パターンが候補になります。
- そのまま空っぽにして保有しておく
- 誰かに貸す
- 売却する
ではそれぞれのパターンで気を付けることを見ておきましょう。
- そのまま空っぽにして保有しておく
これは新築で買って誰にも貸したくない！ 帰国後に住むから汚されたらいやだ！という人向けです。
家が傷まないように、親族や代行サービスに定期的な清掃や換気を頼む必要があります。
住宅ローンの補填ができないのがつらいところですが、愛着のある家であれば気持ちを優先したほうがいいでしょう。
売却した場合は同じ家を買い戻せる可能性は低いため、気持ちがこもっている方は残すことを優先しましょう。
電気や水道は契約しっぱなしにしている人もいれば、解約している人もいます。
空き家で電気を使えるようにしておいて、パソコンをつないでおいて海外から使う、という技もできますが、火災のリスクがあるためおすすめしません。 - 誰かに貸す
こちらは最初から貸せる家としてマイホームを探していた場合によく採用されます。
我が家はこのパターンです。
一番助かるのは住宅ローンの補填ができること。
代わりに、借主を探したりお金の手続きや入退去、そしてさらには税金の手続きまで必要になります。
そのため、ある程度の覚悟を持って賃貸に出しましょう。
また、賃貸に出す場合は海外赴任者の一時賃貸に慣れている、リロケーション会社に頼むのが無難です。 - 売却する
海外赴任中に一番手間がかからなくなるのがこちらです。
ただ、デメリットもあります。
最近、住宅価格は高騰気味で、今後上がった場合に同じ地域に同じ金額で買えなくなる。
※逆に、値下がっており帰国後に安く買える可能性もあります
海外赴任準備で忙しい中、自宅に見学者を入れる必要が出てくる。
ただでさえ引っ越し手続きや家具の整理、ストレスがかかる状況で手間がかかります。
そして、売れるかどうかわからない。
こればかりは相手が選ぶことのため、本当にわかりません。
希望の金額から値下げを頼まれることもあるでしょうし、最後まで売れなくて不動産業者に買い取ってもらう場合はかなりの値下げが必要になるでしょう。
どれを選んでもメリットデメリットがあります。何を優先するのか決めて、自宅の扱いを決めましょう。
海外赴任中に投資したいんだけどどうすればいいの？
海外赴任中に日本国内の投資をすることは非常に難しいです。
私が調べた限り、以下の方法くらいしか見つかりませんでした。
- 単身赴任の場合、家族に仕送りしたお金で投資してもらう
- ヘッジファンドへ問い合わせ、直接契約する
- 現地で投資口座を開設して投資する
では続いて各内容を見てみましょう。
- 単身赴任の場合、家族に仕送りしたお金で投資してもらう
こちらはそのまま、家族の証券口座で取引してもらうことになります。
単身赴任の場合、家族はそのまま日本在住者となります。
そして、生計費を稼いでいる海外赴任者から、家族へ仕送りすることは問題ありません。
さらに、そこから将来の備えとして投資することも、問題ありません。
こちらの方法は単身赴任者限定ですが、確実に投資を継続する方法となります。 - ヘッジファンドへ問い合わせ、直接契約する
ヘッジファンドというとちょっと怖いかもしれませんが、ただの投資運用会社です。
証券会社と違って、自分たちが直接預り金を運用しているので、高いパフォーマンスを出さないとお客さんが来てくれないという点が異なります。
また、投資金額が1000万円以上必要なことが多いため、まずは資料請求して話を聞いてみましょう。 - 現地で投資口座を開設して投資する
こちらは確実に投資可能な手法です。
私も一度挑戦しようとしました。具体的には、HSBC証券で高利回り生命保険に入っておこうと思って調べました。
ただ、HSBCの生命保険に一括加入するほど現地通貨がなく、断念した経緯があります。
株式口座の場合はもっと簡単で、開設したら取引すればいいだけなのですが、税金手続きをする自信がなかったこと、そもそも現地通貨を旅行に使ってしまい全然たまらなかったことから見送っています。
こちらは国によって制度が異なるため、自分でしっかり調べる必要があります。
調べるお手伝いはできますが、できれば現地のエージェントか、現地在住で投資している人に相談するのが確実です。
もちろん、詐欺の危険性には十分注意してください。
まとめ
・海外赴任前に株式などを証券口座に預けてるけどどうすればいいの？
・海外赴任前に持ち家を買っちゃったけどどうすればいいの？
・海外赴任中に投資したいんだけどどうすればいいの？
こちらの疑問は解消できたでしょうか？
わからないことやもっと聞きたいことがあれば、コメントかTwitterでお気軽に問い合わせてください。
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