今の仕事でやりたいことができていない。そんな時に使える仕事を楽しくするテクニック5選

海外赴任生活

安定しているから、待遇がよかったから、定時上がりできるから、そんな理由で就職先を探して、無事に入社してみたけどなんか違う、そう感じたまま過ごしてませんか?

さらに、先輩や上司を見ていると、なんとなくつまらなさそう。自分の数年後の姿を重ねて、焦ってしまったり、副業や転職を調べていませんか?

でも、今の会社でもまだやれることがあるはず。と悶々としていませんか?

実は、私もそうでした。
会社に雇ってもらった恩はあるけど、でも仕事がつまらない。もっと楽して稼ぎたい。もっと楽しいことしたい。このまま年老いていくのは嫌だ。
そんな時にある本に出合い、自分ももっと人生を楽しまなくちゃ、と思って挑戦を始めてみました。

最初は本当に小さなことでした。
でも、そこから、「自分のアイデアに5億の投資を勝ち取る」「やりたいことに集中して、やりたくないことはやらずに定時に帰る」「毎日勉強して、さらに自分の人生を生み出す」「夢だった海外勤務を経験する」「育児休業を取得して家族の時間を大切に過ごす」
を実現してきました。

今回は、今の仕事に悩んでいる人に向けて、今の仕事を楽しくするためのテクニックを紹介します。

  • 会社、社長のビジョンをもう一度確認してみる
  • レンガを積む理由を考えてみる
  • 本当は自分はこれがやりたいんだということを、周りに言ってみる
  • これをやれたらいいなを企画にして提案してみる
  • 同じ気持ちの人とこっそり打ち合わせを始めてみる

私が実際にどんなことをやったのか、実例を交えながら紹介していきます。

会社、社長のビジョンをもう一度確認してみる

勤務先の企業理念を理解することで、自分がどのような会社で働いているのかを理解することができます。
そして、その企業がどのようなビジョンやミッションを掲げているのかを知ることで、自分自身の仕事が何につながっているのかを理解できます。

たとえば、自分が働いている企業が、社会貢献や環境保全などの価値観を掲げている場合、その企業の理念に共感することで、自分自身の仕事にやりがいを感じることができます。また、企業のビジョンに共感することで、自分自身のキャリア目標を設定し、その目標に向けて自己成長を達成することができます。

営業であれば売っているものが顧客にどんないいことを与えられるのか、設計や企画であれば自社のサービスや製品が顧客の何を助けてあげられるのか、工場であれば自分の仕事で会社がどれだけ助かるのか、企業理念からつなげることで、新入社員の時の気持ちを思い出すことができます。

そうは言っても利益だけ追及していて言ってることとやってることがあってないんだよな、そういう場合は次の項目を試してみてください。

レンガを積む理由を考えてみる

「レンガ積みの男」というエピソードは、仕事に対する意識の重要性を示す話として、ビジネスやリーダーシップの分野でよく引用される話です。

物語の中では、3人の作業員が同じ作業場でレンガを積み上げています。そこに通りかかった人が、3人に「あなたたちは何をしているのですか?」と尋ねました。すると、1人目の作業員は「レンガを積んでいる」と答え、2人目の作業員は「金を稼いでいる」と答え、3人目の作業員は「大聖堂を建設しているのです」と答えました。

同じ仕事をしているのに、3人の作業員がそれぞれ違う答えを返したことで、同じ仕事でも意識の持ち方によって、その仕事への価値観やモチベーションが大きく変わることを示唆しています。

あなたは今、何のためにレンガを積んでいますか?

大聖堂という大きな目的を達成するために仕事の目的をもう一度見直すと、新しい発見があるかもしれません

本当は自分はこれがやりたいんだということを、周りに言ってみる

先ほどまでは一般的な話のため、ちょっと自分には合わないな、という人見るかもしれませんね。

その場合はひたすら

「私はこれがやりたいんですけどチャンスがあったらやらしてください」
「実はこれがやりたいんだけど今はまだ難しいかな」
「これをやるために、毎日アイデアだけは温めてるんだ」
と周りに言ってください。

そう、宣言するんです。

こうすることで、まわりはあなたがやりたいことを理解してくれます。

本当にやりたいことを言うことで、何かチャンスがあれば回してくれるようになります。

もちろん、難しいこともあるでしょう。

「家を売る仕事をしているけど、実はやりたいのはエンジニアなんだ」

全然つながらないように見えますね。

でも、家を売る会社でも社内システムを使っているはずです。
まずは自分が使っているデータを自動でまとめたり、簡単なソフトを作ってみてそれを共有することで、「あいつこういうことできるならこっちに回してみたら?」と思ってもらうことができます。

営業してるけどライティングをやりたければ、お客様へのメールで学んだテクニックを試してみる。
エンジニアだけど営業したい場合は、技術や成果のプレゼンテーションを営業風にして営業力を高めてみる。

さまざまな手法が考えられます。
私は、

  • 社内会議室の予約メールを半自動で作れるようにマクロを組んだ
  • 企画書を作っておき、大規模投資の際に自分のアイデアを盛り込んで投資承認を得た
  • 海外赴任したいんですと言い続けて英語力がなくても海外赴任した
  • 成果出せる仕事回してくださいといって、実際に評価してもらった

などを実現しました。

言うだけならただです。まずは言ってみる。これが大事です。

これをやれたらいいなを企画にして提案してみる

やりたいことを言い始めたら、あとは実際にできるようにアイデアを温めたり、小規模に始めたりしてみましょう。

とはいえ、無駄な時間を許してくれないのが会社というところ。

そこで、以下の例を参考にし、自分がやりたいキーワードを盛り込みながら企画書を作成し、業務にしてもらいましょう。

  • 人材育成のために社内セミナーを開く
  • 仕事の棚卸から業務効率を上げるために自作ツールをチームで活用する
  • プレゼンテーションに営業スキルを盛り込んだフォーマットを準備し、技術プレゼンを自分売り込み大会にする
  • 海外特許を調べるために技術用語を英語でまとめる

どうでしょう? 全然つながらないように見えるものでもつながっていきそうじゃないですか?

特に、人材育成は幅が広いので、自分ができることを増やすことにも、将来的に転職を選ばざるを得なくなった場合でも伸ばしたいスキルを伸ばすことに使えます。

上司受けもいいはずなのでおすすめです。

同じ気持ちの人とこっそり打ち合わせを始めてみる

ちょっと会社の雰囲気悪いよね、もっとこうなったらいいよね、という話を同僚とすることはよくあると思います。

ただ、実際に何かやることはほとんどありませんよね。

そんな時は、自分が第一号になりましょう。

第一号というのは、小さくてもいいので実行する第一号です。

そうすると、優秀だけどくすぶっていた人たちが寄ってきてくれます。

次はその優秀な人たちにアイデアを出してもらって、一緒に動いていけばいいんです。

これ、めちゃくちゃ楽しいです。

だって、自分の適当なアイデアもブラッシュアップしてくれたり、逆にちょっとした一言で感謝されることもあります。

こういうグループになってきたら、いっそのこと仕事終わりや週末に、副業グループを立ち上げちゃってもいいかもしれません。

巻き込まれてきてくれる人は、実のあることが大好きなので、小さくてもいいのでぜひ何かを試してみてください。

それでもダメな時は

転職して環境を変えてしまうのが一番です。

誰でも、成果を出しやすい環境というのがあるんですが、みんな環境を自分に合わせようとします。

そうではなく、自分に合う環境を探すことで、より楽しみにながら仕事ができるようになっていきます。

まとめ

    • 会社、社長のビジョンをもう一度確認してみる
      いまさらと思うかもしれませんが、会社が顧客に、自分が会社に提供できることをもう一度見直してみましょう。
    • レンガを積む理由を考えてみる
      今の仕事が何につながっているか、自分事としてとらえてみましょう。
    • 本当は自分はこれがやりたいんだということを、周りに言ってみる
      言わなければ伝わりません。どんどん発信して、チャンスを生み出しましょう。
    • これをやれたらいいなを企画にして提案してみる
      今の仕事とやりたいことはきっと何かの形で繋げられます。
      ひたすらアイデアを作って、どんどん提案していきましょう。
    • 同じ気持ちの人とこっそり打ち合わせを始めてみる
      小さな行動も周囲を巻き込むと大きな流れを生み出せます。
      感謝しあえて楽しい関係を生み出していきましょう。
    • それでもだめなら転職して環境を変えよう
      自分に合う環境を探してみよう

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