今日は2年でかなりぺらぺらとしゃべるようになった長女のフランス語上達履歴をまとめておきます。
現地到着後1か月でどんな言葉を話していたか
現地到着時は英語でいうHelloやGood morningであるBonjourを言えませんでした。
言葉としては知っているけど、親が無理やり言わせている状態でした。
学校でも恥ずかしいのか先生に続いて言葉をいうことをせず、園庭を走り回って入るものの一人で遊んでいることが多かったです。
現地到着後のお勉強
日本人の家庭教師についてもらい、まずは音に慣れることから始めました。
アルファベットの音を練習しながら、基本的には歌や物語の読み聞かせて絵を見せることで、フレーズとイメージを結び付けていく流れです。
毎週二時間、楽しみながら続けていました。
到着後3か月でどんな言葉を話していたか
まだまだ自分から話せるのはあいさつ程度でした。
幼稚園ということもあり、授業も言葉の練習ではなく数字や文字の練習です。
そのため、相変わらず言葉でのコミュニケーションはできませんでしたが、何人か一緒に遊ぶ友達ができてきました。
到着後3か月でのお勉強
まだまだアルファベットの練習が続きます。
歌や読み聞かせもまだまだ理解できていませんが、音をまねるのは上手になってきました。
到着後半年でどんな言葉を話していたか
だんだんと単語の意味を理解できるようになってきました。水筒とか、座ってとか、お昼ごはんとかです。
そのため、先生の指示は理解できるようになってきたものの、まだまだ語彙は少なく短文もでてきていません。
特に、コロナ禍ということもあり、先生がマスクを着けているため口の動きが見えないことも言葉の習得を妨げているようでした。
3か月過ぎから6か月くらいまでは、毎日のように「もう行きたくない」と言っていました。
到着後半年のお勉強
アルファベットの音を覚え終わりました。
ここからだんだんと読み書きに入っていくのですが、メインは読み聞かせと歌なのは変わりません。
こうしてみると公文のフランス語は効果的なのかもなと思いました。
あれは歌から入るんです。
一年経って
フランス生活が一年過ぎると、仲がいい友達もできており、言葉は正確に伝わっていないものの仲よく遊ぶことができるようになりました。
学校に日本人の子がいないことも手伝ってか、仲良くなった友達の誕生会に呼んでもらえました。
とても喜んでいて、一緒に楽しく過ごしていました。
ですが、言葉はまだまだでてこず、パン屋さんでのやり取りを聞いてみたら全然わからないと言っていました。
先生が言っていることもうまく伝わっていないことがあり、なんとなくでコミュニケーションをとっていたことがわかりました。
二年経って
語彙がまだまだだということは実感するものの、友達と遊ぶ分には問題ない程度に話せるようになりました。
ただ、子供があまり使わない「疲れた」「吐きそう」「気持ち悪い」などの体の不調を訴える言葉を覚えていません。
これは、周りでこの言葉を聞く機会が少ないからだと思います。
代わりに、じゃんけんやかくれんぼ、おにごっこといった言葉は覚えており、遊びや勉強はスムーズにできるようになりました。
子供の成長は見守るしかないので抱きしめてあげましょう
大人だって海外赴任はつらいと思います。
子供はそこに加えて、現地語を全く知らない状態で行く可能性が高いです。
そのため、ストレスをうまく説明できず、体調を崩すことも多々あります。
まずはしっかり話を聞いて、抱きしめてあげましょう。
私の体験談が何かの助けになれば幸いです。
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